犬を飼ったらまずはしつけを徹底しましょう。
犬のしつけは飼い主の義務です!
しつけの難しさと怖さ
どんな動物に対しても・・・人間もまた然り・・・しつけのポイントはアメとムチのバランスであろう。アメばかり与えていたのでは過保護になるし、ムチを振るってばかりでは虐待だ。
中でも犬は人間に最も近しい動物であり、またしつけが必要不可欠なペットと言えるだろう。しつけが不十分な猫は、お隣りの庭におしっこする程度で可愛いものだが、しつけに失敗した犬は人を襲いかねない。
飼い犬が子供を襲ったなどというニュースが、年に何回か必ずある。襲われた子供が可哀そうなのはもちろんのことだが、私はその襲った犬が哀れに思えてならない。普通に飼っていれば、犬は人など襲わないものだ。
最近、ミニチュアダックスやトイプードルなどの小型犬と一緒に散歩している人をよく見かける。流行っているのだらう。そのほとんどの犬が、小さな体に似合わず気が強く、道行く人たちや、他の犬たちにキャンキャン吠えかかって行く。またそういう犬の飼い主に限って、リードなしで散歩させていることが多い。「大丈夫ですよ、ウチの子は絶対に噛みませんから」 犬を怖がる人たちの気持ちなど全く理解できないのだろう。下手をしたら、吠えられたアンタの方が悪いと言わんばかりににらまれたりする。
しかし、単に甘やかしすぎたからと言って、意味も無く人に襲いかかる犬になることはないはずだ。何もしない子供に噛みつくような凶暴な犬は、小犬の頃からムチばかり振るわれた哀れな犬なのに違いない。彼らは愛を知らず、恐怖に突き動かされて攻撃する・・・最低のしつけがもたらした、最悪の結果だ。
警察犬なども人に襲いかかるけれど、あれは厳しくこまやかなしつけの成果だ。彼らが飼い主、しつけ主に抱く感情は尊敬、信頼であって、決して恐怖ではない。暴力や虐待では犬をコントロールすることはできない。
犬は飼い主に似ると言う。そして人の子供は、その親に似るだろう・・・DNAではなく、そのしつけのやり方によって。
今日も傍若無人な子供たちが、ファミレスや電車の中で走り回り、授業中にケータイで話したり勝手に席を立ったりしている。ゆとり教育や、徹底的に甘やかされて歪んでしまった子供たちは、誰かれ構わず吠えかかって行く、身の程知らずの小型犬にどこか似ている。
そしてムチを振るわれた子供たち・・・つまり肉体的、精神的に虐待された子供たちは、懐にナイフをしのばせて登校し、すぐにカッとなってはそれを振り回し・・・それは恐怖の表現に他ならない。怖くてたまらなかったのだ。
子供を噛み殺した犬の瞳には何が映っていたのだらう・・・? どんな恐ろしいものを見たというのか?
同級生を刺し殺してしまった子供も、同じものを見ていたのに違いない。この上なく恐ろしいものを。